競合店対策にラインロビング

前沢しんじの成長支援ノウハウシリーズ

(1)地域一番店になる
「販促キャンペーン」のやり方

(2)安い!早い!効果がある!
「手作りチラシ」の作り方

(3)現状のままで利益を増やす方法
「ロス退治術」

(4)最高の情報共有ツール
「手作り社内報」の作り方

(5)社長の考えを伝える
「社長レター」の作り方

(6)組織に血を通わす
「会議改革」

(7)経営は問題解決の連続
「危機をこうして乗り越えた!」

 

★今日のテーマは

230504 ⑦経営危機を乗り越える②ラインロビング

 

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(7)経営危機をこうして乗り越えた
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●経営に危機はつきものです。

自社自店の怠慢、時代に適応できない経営
体質、慢性的な資金不足や人材不足、業界
全体の不況・・・

危機を数えたらキリがありません。

危機の中でも外的な要因は防ぎようがあり
ません。たとえば「競合店の出店」「大型
店の出店」などは、自店そのものの問題で
なく、いきなり襲いかかってくるものです。

しかしどんな危機でも、乗り越えなければ
衰退、そして倒産の道が見えています。

 

●今回から、しばらくシリーズで、

『大型店・競合店対策としての
《ラインロ
ビング》』について書きます。

実際にコンサルタント先で経験した案件で、
具体的にどうして乗り越えたかをお話しし
ます。

 

■まず第一回は、

そもそも《ラインロビングってなに?》

競争に勝つためには色々な方法があります
が、販促上の手法のひとつに

≪ラインロビング≫というものがあります。

 

■ラインロビングって何?

ラインというのは『商品群』、ロビングは
『奪う』と考えます。つまり、競合店の商
品群の売上げをひとつずつ奪い取っていく
方法です。

店では色々な商品を扱っていますが、それ
らはグループ(商品群)に分けられます。

たとえばスーパーでは、農産物、畜産物、
水産物、乾物、デイリー食品、おそうざい、
菓子などに分けられます。

専門店を考えてみると、たとえば魚屋さん
では鮮魚、刺身、貝類、塩干物、海藻類、
加工品、おそうざいなどの商品群に分けら
れます。

衣料品でも、家電でも家具でもさまざまな
商品群に分類することができます。

その商品群の中に単品(アイテム)があるわ
けです。

 

●さて、大型店や競合店を考えますと当然
自店と競合する商品を扱っています。

つまり、競合店との戦いは競合する商品の
戦いということです。

相手に勝とうとする場合の基本は古くから
『敵を知り、己を知らば百戦危うからず』
といいます。ですからまずは敵の商品群を
調べます。

そして自店の同じ商品群と比較します。自
店のほうが強いものもあれば負けているも
のもある。

そこで、『ここなら勝てる、ここを攻める』
という商品群を決めます。

つまり自店の得意な商品群を伸ばすことで
敵を叩く戦法です。

 

※なお、ここで説明する「ラインロビング」は、
商売の教科書で言う「ラインロビング」とは
意味が異なります。
ここではあくまで競争に勝つための販促手
法として、独自に現場で築き上げてきた実
戦のノウハウを示したものです。

 

※今回ここまで

 

 

 
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問題解決や危機管理につい

具体的な体験談をお話しし
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